ファンと同窓会ムードのドリームモーニング娘。

1998年に「モーニングコーヒー」でデビューし、14年目を迎えるモーニング娘。初期メンバーの中澤裕子（37）、飯田香織（29）、安倍なつみ（29）ら卒業生10名が集まって再結成された“ドリームモーニング娘。”の全国ツアー「ドリームモーニング娘。コンサートツアー2011　春の舞～卒業生DE再結成」の東京公演の初日が行われ、昼・夜各2,200名のファンが集まった。

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再結成したメンバーは中澤、飯田、安倍のほか、保田圭（30）、矢口真里（28）、石川梨華（26）、吉澤ひとみ（26）、小川麻琴（23）、藤本美貴（26）、久住小春（18）の10名で平均年齢27.2歳で、先日9期メンバーが加わった現役モーニング娘。の平均年齢17.5歳と比べると10歳差。それでも、一曲目から大ヒット曲「LOVEマシーン」でスタートすると、お馴染みのダンスで現役時代に勝るとも劣らない迫力のあるパフォーマンスを見せつけ、一気に会場を盛り上げた。

会場となった中野サンプラザは長年、ハロー！プロジェクトの正月公演で何度も公演を行っているホームグラウンド。メンバーたちは、「ただいまー！」「本当におわ世話になっています」とこの会場に再び立つことができて、懐かしさと喜びで胸がいっぱいの様子。集まったファンが歴代のライブツアーのTシャツを着ているのを見た安倍は、「久しぶりに引っ張り出して着て来てくれてありがとう！」とメンバーとファンが一体となって同窓会ムードに。

メジャーデビュー曲の「モーニングコーヒー」ほか、このメンバーでは久住のみが在籍していた時に発売された「みかん」など新旧合わせたヒット曲のオンパレード。中盤「恋のダンスサイト」では、矢口が何年かぶりに激しく「セクシービーム！」を披露。その後のMCでファンが矢口にアンコールを要求して再び披露した。

ツアーに向けて、自称セクシー担当の石川は減量に挑み、2キロの減量と4％の体脂肪ダウンに成功したと報告。最年長の中澤も年齢を思わせぬ見事なくびれを大胆に見せつけるヘソ出し衣装で石川に負けじとセクシーさをアピールした。

現在、バラエティや舞台ドラマに活躍するメンバーは在籍期間もバラバラで同時期に在籍していたことがないながらも、代々歌い継がれてきてきる名曲を2時間ぶっ通しで圧倒的な一体感で魅せつけた。矢口は「バラエティから抜け出してアイドルに戻り、歌って踊れてとにかく最高にラッキーなひとときでした。」と挨拶。藤本は「汗いっぱいになったTシャツを洗濯して次回のコンサートも是非遊びに来てください」と主婦らしいコメントで締めた。

今回のツアーは明日も同会場で開催され、5月29日群馬まで続き、9月から年末まで秋のツアーで全国をまわる予定になっている。