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"被災した友人の東松島市の実家、浴室にも津波が押し寄せた" 被災地入りして2日目、筆者は東京から帰郷した友人T氏とともに現地をつぶさに歩いた。この間、震災地での被災者の生活の様子や今後のことを聞く機会を得た。大手の新聞、テレビでは伝えられることのない被災者の生の声を紹介する。

●被災者の自宅

 次の写真は、筆者とともに故郷の被災地に帰った友人T氏の実家だ。家があるのは、石巻市のお隣、航空自衛隊基地がある東松島市だ。石巻市の甚大な被害に焦点が当たっていたが、東松島市も壊滅的な被害を受けていた。同市の各所では津波が堤防を乗り越えたほか、大曲地区という場所では河川の堤防が決壊し、広い地域に海水が押し寄せた。

 自衛隊による懸命の排水作業により、ようやく田畑や住宅街を覆った水が引け、「自動車や家屋の残骸が顔を出し、ようやく行方不明者の捜索活動もできるようになった」(8日付の石巻日日新聞)

 Tの実家はこの大曲地区にある。家業は漁業だ。地元漁港の漁船は津波に流されたものの、他の地域にも拠点を持っていることが幸いし、今後も漁業を続けていくという。とはいえ、生活の拠点である家は壊滅的な被害だ。床上まで津波が押し寄せ、住居の一階部分はヘドロに覆われてしまった。

 T家宅近くまで津波で流された住居があり、それらがせきとなる形で破壊を免れたという。ただ、家は原形をとどめているものの土台が傾き、当局による全壊認定を受けた。

 T氏を含めた3人の子供たちはそれぞれ独立し、残った夫妻は今後の生活をどうするか思案中だと聞かされた。全壊認定を受けたことで補助金は満額出る。ここに手持ちの資金を足せば、新たな家を作ることが可能ではないのか。筆者はそう尋ねた。だが、T氏は筆者を窓際に案内した上で頭を振った。

 筆者がこの家を尋ねる前日の9日まで、同家に隣接する畑には海水が溜まったままだった。先に触れた通り、自衛隊の排水作業によって水が引いたあと、写真にある土地とその周辺からは三体の遺体が発見された。

 「亡くなった方々には申し訳ないが、両親は住み続けるかどうか真剣に考えている」と聞かされ、筆者は絶句した。

 また、たび重なる余震を受け、再度大津波に襲われることへの恐怖も根強く、これがこの地に留まるかどうか、尻込みさせているのだとも聞かされた。

 T氏の家族が巻き込まれたような事態は、東松島市や石巻市では決してレアケースではない。震災発生から1カ月以上たった時点でも、行方不明者の数が1万5000人を超えたままなのは、こうした事象が一般の家庭のごく身近で起こったからなのだ。

●“石原発言”への激烈な怒り

 T氏の実家から荷物の運び出しを手伝ったあと、筆者は石巻市に向かった。T氏の伯母が暮らす蛇田地区だ。実はこの家族、S家については、既に別の連載コラムで取り上げたことがある。

 同地区は津波被害が比較的軽微で、ライフラインの復旧も早かった。このため、家の浴室を近所に解放し、無料で“銭湯”としたのだ。

 お宅に伺った際、Sさんは震災の片付け中にも関わらず、筆者を招き入れてくれた。T氏から“銭湯”の話を聞いていたため、実際に自宅を開放した人物に接するとなぜか古くから知っているような錯覚に陥った。

 漁師の娘、気風の良い話しぶり、“肝っ玉母ちゃん”然とした雰囲気も初対面の彼女を身近に感じさせたのかもしれなかった。しばらく震災後の避難の様子を聞いていたところ、突然、彼女が激高する場面に遭遇した。その話題は、3月14日に石原都知事から飛び出した例の「天罰発言」だ。 

 今一度、石原氏の発言と、翌15日の撤回会見の言葉をチェックしてみよう。

 「我欲に縛られ政治もポピュリズムでやっている。それが一気に押し流されて、この津波をうまく利用してだね、我欲を1回洗い落とす必要がある。積年たまった日本人の心のあかをね。これはやっぱり天罰だと思う。被災者の方々、かわいそうですよ」(毎日新聞より)
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http://news.livedoor.com/article/detail/5523406/
※この記事の著作権は配信元に帰属します

 

 

 


ngueteach0122さん

石原氏の「天罰」発言について、批判意見が多いですが、もう少し客観的に見た方が良くないでしょうか?
私は石原氏支持でも都民でもありませんが、天罰という言葉に対して、マスコミは何故被災者へどう思うか?などと氏へ反論するのですか?

氏は確かに言葉上、攻撃的な言葉を使いました。
しかしその本心は、別に被災者の方々を攻撃した訳でも何でも無いでしょうし、それを一々取沙汰してたら、政治家は「もしコレが~~の様に伝わったら・・・」などと億劫になり、何も発言できませんよ?
政治家も1人の人間です。完璧じゃないんですから、言った本心に誤りや軽蔑が無ければ良いのでは無いのですか?

私は阪神大震災経験者ですが、もし避難現場で地震直後にこういう発言の報道を兵庫県知事や大阪府知事がTV等を通して言っていたとして、それを見れる立場に居たとしても、この内容でいちいち腹を立てたりはしないと思います。発言自体が攻撃的だな、とかは思いますけどね。
税金ではあるとはいえ、義捐金も今回は出している様ですし、行動でキチンと示しているのですから、実行力はあると言って良いのではないでしょうか?(この辺りはまだキチンと調べていませんが・・・)

元々メディアというのは、報道される側の発言を、『そのまま』視聴者へ伝えるのが仕事でしょう?
バラエティならともかく、こういう政治的側面を、視聴率目的などの理由(そうではないかもしれませんが)で変に婉曲をさせると、こういう物議を醸し出しますよ?

私は氏の発言に賛成した訳ではありません。上述した通り、攻撃的発言は私は主観的には好きではありませんので。
しかし、「許せない」という反論発言ならともかく、「死ね」とか「東京湾へ沈め」とか「お前に天罰が下れ」とか仰っている方々・・・あなた方の発言の方が、よほど言葉上、問題のある発言ですよ?
ご自身の感情を思い切りぶちまけているだけに過ぎないのでは無いのでしょうか?

「言葉」というのは、文言一つを「揚げ足取り」出来てしまう要素なんですよね。
氏もメディアの「謝罪しないのか?」との問いに「言葉を添えてますよ」と言ってますが、そういう言い方ではなく「謝罪とかではなく、私は日本政治に対して地震を比喩引用しただけです」と言った方が良かったと思います。
変にそこで他の例を持ち出したりするのもおかしいです。ご自身の考えは間違って無いのですから、そこは堂々としているべきです。

この内容、皆様はどのようにお考えでしょうか?肯定・否定問わず、ご意見を伺いたいです。
補足ご意見有難く読んでます。

繰返しですが、私は「賛成」してはいないです。
氏の言葉が荒いのは解っています。
しかし、本意が被災者への侮蔑ではないから謝罪させるのは行き過ぎで、また、それを煽るメディアに問題がある、と言いたいのです。

伝わらないかな?
言葉ってこうして熟慮して選んでも完璧に相手に伝えるのは至難です。
だからこそ、本意が何処にあるかを診るメディアに変わるべきと思うのです。

 

ベストアンサーに選ばれた回答


ubird5572さん


罪と罰はセットですよ。

罪があるところに罰がある。罰があれば、その前に罪が犯されている。
犯罪を犯せば刑罰が科せられる。刑を科せられた囚人は犯罪を犯している。

罰せられるのは罪を犯した人でしょう。

石原知事が今回の災害を天罰といった以上、その天罰をうけた被災者が罪を犯している意味になる。被災者が怒りを感じるのも当然ではないですか。

もちろん、彼のいいたいことは、災害は、欲に駆られた日本人に対する神の怒りの表れだ、ということでしょう。別に被災者を攻撃する意図はないというのも分かる。

しかし、天罰という単語じたいに被災者への非難のニュアンスが含まれているのですよ(石原氏にその意図が全くなかろうと)。

天罰という言葉を選択したこと自体が間違いですね。
また、預言者でもない彼が、震災と欲に駆られた日本人の堕落とを結びつけたのは間違いです。

石原知事は、すぐれた政治家だと思います。
しかし、今回の発言は不当です。

作家でしょ。もっと言葉を大事にすべきじゃないですか。


(補足について)
おっしゃりたいことは、伝わっていると思いますよ。

「石原発言の当否」より「それをめぐるメディアの対応・あり方」について議論されたいのでしょう。

確かにそれも重要なテーマだと思います。

しかし、この数日、我が国は戦後において最も危機的な状況にあります。
この緊迫した時期に、石原発言そのものより、それをめぐるマスコミの在り方は枝葉末節な問題に思えるのですよ。
だから、それについては、私は意見を述べませんでした。他の回答者の方も同じ考えでは?

「被災者に対してのメディアの取材の仕方はひどくありませんか?」というテーマであれば意見もたくさん集まるでしょう。

事態が落ち着いて、皆さんの頭がクールダウンしたころ、同じような質問をされると、いろいろ意見が集まるのではないでしょうか。

 

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1457688899
※この記事の著作権は配信元に帰属します

 

 

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