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3月11日に起きた東日本大震災を理由に無期限延期になっていた北野武監督の最新映画『アウトレイジ2』の撮影再開が決まった。

 当初、今年の4月からクランクインする予定だったが、丸1年先延ばしして、来年4~6月に撮影を行い、再来年の公開を目指す。事情を知る映画関係者は「震災と原発の問題をかんがみて、たけしさんが延期を決断しましたが、徐々に"自粛モード"も和らいできたことから、再開することにしたようです。ただし、ここにきて新たな問題も出てきているんです」と語る。

 その問題とは、一作目にヤクザ役で出演していた俳優の森永健司が先月22日に女性からバッグをひったくったとして窃盗容疑で逮捕されたことだ。警視庁捜査3課によると、余罪は20件以上に上るという。森永演じるヤクザは一作目で射殺されており、続編に出演することはないが、続編前の"あらすじ"には森永の出演シーンが映っているという。

「余罪20件以上の極悪人ですからね。実刑は確実。映画のキャッチコピーは『全員、悪人』でしたが、『本当に、悪人』ではシャレになりませんよ。彼の出演シーンはすべてカットでしょう」(映画スタッフ)

 さらに震災が物語に与える影響も大きそうだ。現在、テレビドラマなどでは過度な爆破シーンなどは、被災者感情に考慮して控える傾向にある。当然、映画界もその風潮で「たけしさんの作品は派手な銃撃戦と思わず顔を背けてしまうほどの拷問・殺害シーンがウリ。それが震災を考慮して手直しすることになれば......。製作サイドは苦渋の決断をすることになるかもしれない」(前出の映画関係者)という。

 北野ファンとしては、震災による"何でも自粛モード"に負けず、今まで通りの作品を期待したいところだ。


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