2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震によって発生した大津波は、日本海側を中心に壊滅的なダメージを与え、そして多くの人々の命を奪っていった。大津波は青森県八戸港も襲い、有無を言わさず港町に流れ込んできた。

そんな大津波が街を襲うなか、津波に飲まれながらも必死に泳いで逃げようとしている二人の姿がビデオカメラによって撮影されていた。津波は濁流となり街を流れ、二人は必死になって、しがみつける所や安全な場所に逃げようと泳いでいるのがわかる。

ひとりは泳いで自動車の後部にしがみつくことができたが、もうひとりは濁流とともに流されていった。しかし頭部は水面よりも上の位置にあり、濁流に流されながらもおぼれて息ができない状態にはなっていないようだ（少なくとも動画に映っているシーンでは）。

この動画はYouTubeに掲載されており、流された人物のことを知っている人なのか「流された二人は助かってます」と書き込みしている人がいた。この動画は非常に短く、流された二人は濁流に流されて画面からはずれたところに行ってしまったため、動画では助かったのかどうか確認することはできない。

参照元: YouTube kioku789.